羽後孔雀城の詳細

羽後孔雀城
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ページの情報
記事タイトル 羽後孔雀城
概要

ジャンル:古代?~中世平城所在地 :秋田県大仙市上高畑 の一部お勧め度:☆☆☆☆☆難易度 :☆☆☆☆☆駐車場 :ありません登城日 :2017年5月城館位置:GoogleMap【来歴】現地説明によればこうです。・・・読みにくいので以下のとおりです。「戦乱続く室町末期富樫左衛門太郎に…… more よって築造された陣屋風の平城である。大工は国重文古四王神社の棟梁飛騨匠甚兵衛と伝え、その墓もある。二重の濠を巡らしていたが今は内濠と土塁のみを残す。居館は明治廿九年の六郷地震で全壊した。西側に往時の室町庭園の面影が残り、城の礎石一基も発掘されている。菅江真澄に「富樫の家は孔雀の丘に作れり」と遊覧記に書いている。」また、現地の伝承では、築城の初めは富樫左衛門(左ェ門)泰家と伝わっているそうです。この泰家は歌舞伎「勧進帳」の舞台となった安宅(あたか)の関の関守、富樫左ェ門のモデルです。「勧進帳」では、奥州へ逃げ延びようとした源義経一行の正体に気付きながら、義経主従の健気さ、弁慶の白紙の勧進帳を見事に読み上げる度胸に感服して関所を通してしまう、という役回り。「勧進帳」ではその後の富樫左ェ門がどうなったのかは描かれていませんが、秋田の伝承では、義経主従を見逃したことを鎌倉に咎められて(もしくは咎められるのを恐れて?)義経主従の後を追って下向し、出羽のこの地に住むようになった、ということになっています。まあ、伝承は伝承なので、真偽不明です。※安宅の関は加賀国にあった関所。現石川県です(地図はこちら)。関所跡として史跡になっていますが、これといった遺構はありません。【縄張】現地標柱の説明通りでしょうから、単郭の城館です。【写真】北西側から写したもの。水田が堀跡なのが見て取れます。この城館跡は完全に民家敷地なので、撮影スポットが少ないです。辛うじて写しても問題なさそうな、家の門の脇にある祠。この写真を撮った場所付近に城址標柱があります。で、これじゃあ記事にならないというわけでもありませんが、大工・甚兵衛さんのお墓を探しに行きました。昔のお墓なので、ちょっとした石が置かれているだけ、ということですが・・・・・・どれだよ・・・なお、覆いがされているのはお地蔵さんらしきものでした。説明書きが、遺跡標柱の左右両方にあります。・・・読めない・・・orz辛うじて、孔雀城と古四王神社の棟梁であることが読み取れました。かなり小規模な平城にも関わらず、これはよく残ったものだ、といえるでしょう。 close

羽後孔雀城
サイト名 しろめぐらー’z お城巡りとグルメ
タグ 秋田県の城館
投稿日時 2017-08-04 04:00:02

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