春日山城(日本100名城) 17 林泉寺前編の詳細

春日山城(日本100名城) 17 林泉寺前編
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記事タイトル 春日山城(日本100名城) 17 林泉寺前編
概要

昨日の続きです。今回は謙信が学んだ林泉寺です。 下図①付近です。御館川を渡り林泉寺に行きます。 林泉寺グーグル地図です。 上図②から見た林泉寺惣門です。右端にあるのは受付所です。惣門は上杉謙信が春日山城裏門を移築した門ですが、昭和54年(1979年)…… more の暴風で損壊したので、修復復元されています。 復元記念石碑です。倒壊しただけなので、その年のうちに復元されています。 倒壊前の惣門古写真(上越市Webページより) 門内に入り内側から見ると 下図③付近から惣門の内側を見たところです。屋根がわら葺きから銅板葺きになっています。   ③付近から見た山門です。右手前の池はかきつばたの池です。 山門です。2階部分に、上杉謙信直筆山門大額「春日山」があります。これはレプリカで、この門の内側2階には、謙信の信条だった「第一義」の謙信直筆の大額があります。どちらも本物は宝物館にあります。上杉謙信建立のこの山門は江戸時代末期に地震で焼失しています。大正時代に再建されたものです。 上杉謙信の肖像画です。 林泉寺は今をさかのぼること500年以上の昔に、越後守護代長尾重景と、諸国を行脚していた曇英慧応という、室町時代の曹洞宗を代表する高僧が、上越の柿崎の地で運命的な出会いをしました。重景は曇英和尚の人柄と、和尚の説く仏の教えに深く感じ入り、越後に留まってもらうために下小野という場所に庵を建て、そこに留まってもらうことにしたといいます。その庵こそが林泉寺の始まりでした。重景がこの世を去った時、息子能景(上杉謙信の祖父)は、父の17回忌までには春日山城の麓に曹洞宗の修行道場としてふさわしいお寺を新たに建立するとして、その時が来たら迎えに行くと約束を交わします。1497年(明応6年)上杉能景自身が、土を運び、汗を流して完成させた林泉寺七堂伽藍落慶のため、齢70をすぎ老境にあった曇英ははるばる群馬から足を運び、旧友能景との過去の誓いを果たしました。長尾能景は越中一向一揆勢を破り、瑞泉寺にまで追い込みます。しかし、越中守護代の神保氏と結んだ一向一揆勢が攻勢に出ると、般若野合戦に敗北し、長尾能景は戦死しています。直後の1506年に謙信の父為景が長尾家を継ぎました。 謙信父の長尾為景肖像画です。頑張りましたが越後統一未達成でした。 天室光育は1534年に柿崎景家に乞われ柿崎浜(現在の新潟県上越市柿崎地区)に楞厳寺を開いていました。 柿崎和泉守景家肖像画です。 父長尾為景は子供謙信のために、お願いして林泉寺の住職になってもらいました。1537年には能景の孫である長尾虎千代(上杉謙信)が、まだ7歳のときに林泉寺の門をくぐり、7年間、6代目住職天室光育のもとで薫陶を受け育てられ、7代目住職の、益翁宗謙からは禅の教えを受けました。 下図④付近にある解説板です。   上図④付近にある上杉謙信の歌です。  最後に4年前にUPした、楠木正成菩提寺の観心寺の紅葉ライトアップです。『観心寺の紅葉とライトアップの紹介5 最終回』昨日の続きです。今日が観心寺紅葉とライトアップの最終回です。 和太鼓演奏が始まったところです。 和太鼓演奏です。 和太鼓演奏です。 和太鼓演奏です。 和太鼓演…ameblo.jp  今回はここまでで、明日に続く 読者募集中ですので、読者登録はここのリンクです。希望があれば、読者(フォロアー)相互登録出来ます。毎日午後8時半~9時頃に更新しています。登録では「相手わかるように」に設定して読者登録してください。読者様のブログは拝見に行き、「いいね」やブログ村・ブログランキングは出来るだけ押しに行きます。 Ctrlキーを押したままで、ポチしたら画面が飛ばされません。 お手数ですが、よろしく。ぽちっと押すだけ                                                                                                                                                                                                                                                               お願いします。  close

春日山城(日本100名城) 17 林泉寺前編
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投稿日時 2021-12-03 01:00:02

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