糸数城 訪問記 其の二。 [前回までの訪問記 概要]万里の長城みたいな長大な登り石垣を見ながら城内を散策。駐車場から森を越えて東へ行くと切石で整えられた立派な正門。ここから外へ出て東の集落跡？を見てから、先程越えてきた東の城壁をじっくり見てみます。 訪問時期：2019…… more 年3月糸数城 訪問記 − 其の一、二。 ＜訪問記＞ 東の城壁へ戻ってきた。南側にはいくつかの張り出し部（櫓台）がある。近くまで見に行ってみよう。手前の張り出し部は二段構成になっている。補強か。南側の２つの張り出し部 全景。右側はやや盛り上がっていて、岩盤の上に築かれているようだ。南端の張り出し部。Theグスク！という感じのきれいなカーブを描きがなら積み上げられた石垣。プリン型。右側はこちらも岩盤の上に積み上げられている。南東端から見る城壁。南東端の張り出し部 石垣をアップで。隅部も緩やかなカーブになっていて、微妙な角度で加工された石が整然と積まれている。本当にすごい技術だ。南東端から北上して、石垣に沿って進む。城門から伸びる石垣の奥の方へ向かってみよう。石垣の中間部あたりはこぶりな丸い感じの石が積み上げられたもの。北の張り出し部 手前までやってきた。ここから岩盤が盛り上がっており、石垣もそれに沿って上へと伸びている。隅部の石垣は小ぶりな丸い石ではなく、大きめの石材が使われている。これは整備（積み直し）によるもの？岩盤に登っていく。岩盤部分の一番高い所まで来た。石垣の上自体には登れない。岩盤の上から、下を見る。草が生えているが、先程通ってきた車道が結構下の方に見える。岩盤の山。高さはそれほどないけど足場が凸凹で悪くて結構登りづらい。右側にはそびえ立つ高石垣の壁。最後に、郭内の南端（断崖側）を軽く見に行ってみよう。資料によると、南の断崖側に、断崖下の集落へ降りる山道へと通じる裏門があったという。断崖に裏門？南の断崖ヘリまで来るとかつて石垣の城壁があったのだろうか、ここだけやたらゴツゴツしている。岩場と木々の隙間から向こうを見る。だいぶ、高い！下を覗き込んで見る。下の斜面が見えない。文字通り断崖で、どうやってこれを降りるんだという感じ。大きな岩がある場所を越えてちょっと奥へ。このあたりが資料の裏門跡？奥の方は草ぼうぼう。断崖に直行すると大変だけど、つづら折れの形ならぐるっと回り込んで降りられたりする？ どちらにしろ今となっては裏門から降りることは困難なようだ。 構造はシンプルながら、切石で構成された立派な正門とその周りをガッチリ固める長大な城壁は見もの。 訪問時期：2019年3月撮影機器：FUJIFILM X-T20 + XF10-24mm ページの一番上に戻る close

糸数城 [2/2] 張り出し部と登り石垣が必見な東の城壁へ