昨日の続きです。今回で甲府城の紹介は終わりです。今回は清水曲輪跡の藤村記念館です。藤村と書いてあるので、私は初め島崎藤村の記念館かと間違いました。藤村（とうそん）ではなく藤村（ふじむら）という名字で、肥後隈本藩士の藤村紫朗という人のことです。藤村は明治６年から明治１９年の間、山梨…… more の県令・知事として県政を担い、藤村式といわれるこの記念館に似た建物を奨励して、県庁・銀行・裁判所・公会堂・糸繰工場などを建てました。甲府市藤村(ふじむら)記念館の建物は、明治８年に巨摩郡睦沢村（現在の甲斐市亀沢）に睦沢学校校舎として建てられた擬洋風建築物です。国の重要文化財になっています。 清水曲輪跡にある藤村記念館です。明治初期の擬洋風建築で、構造的には、日本の望楼式天守に似た形をしています。 同上 同上 同上 無料公開されています。 解説板です。１８７５年（明治８年）睦沢（むつざわ）村に出来た学校校舎でした。 １９６６年（昭和４１年）に武田館跡に移築されています。 パンフレットから引用の写真です。 平成２０年に甲府駅北口広場整備計画で、北口広場に移築開始されます。平成２２年に現在の清水曲輪跡に移築完成して、交流ガイダンス広場として公開されています。 現在の藤村記念館です。 コミック「ゆるきゃん△」モデル地展示もしています。 室内一階の展示です。 パンフレットからの引用です。 明治８年頃といえば、甲府城の建屋を取り壊していた頃で、時代が変わったことを印象づけるためもあると思います。１８７７年（１８７７年）甲府を訪問した英国公使アーネスト・サトウの日記に、他の地方都市よりも、中心街に擬洋館が多いと書いています。 今回はここまでで、明日からは武田氏の詰城要害山城の紹介です。 読者募集中ですので、読者登録はここのリンクです。希望があれば、相互登録します。毎日午後８時半頃に更新しています。「相手わかるように」に設定して読者登録してください。読者のブログ村・ブログランキングは出来るだけ押しに行きます。 Ｃｔｒｌキーを押したままで、ポチしたら画面が飛ばされません。 お手数ですが、よろしく。ぽちっと押すだけ                                                                                                                                                                                              　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　          　　    　お願いします。  close

甲府城　８　清水曲輪跡の藤村記念館　最終回