496江戸城にゆく三十六見附編  其の八:赤坂見附の詳細

496江戸城にゆく三十六見附編  其の八:赤坂見附
廃城にゆく
ページの情報
記事タイトル 496江戸城にゆく三十六見附編  其の八:赤坂見附
概要

東京都にあります江戸城三十六見附跡巡り。八回目の今回は赤坂見附跡を目指します。江戸城見附図 ※画像は人文社刊行の「江戸切絵図で歩く」より引用清水谷公園からしばらく歩きますと弁慶濠と弁慶橋にたどり着きます。弁慶橋の説明板です。1889年の明治時代に架けられました。弁慶小左衛門によっ…… more て建造され、それが橋の名前に採用されたようです。橋の向こう側には石垣も見えます。弁慶橋から濠をみます。奥にも石垣が見えます。石垣付近まできました。この石垣は赤坂御門の一部になります。赤坂見附跡です。説明板です。こちらは赤坂御門の説明板です。1636年に黒田長政公の子である福岡藩主・黒田忠之公によって築造されました。1639年に御門普請奉行の加藤正直公、小川安則公によって門が完成しています。門は、江戸城の場合には外側に高麗門、内側に渡櫓門を配し、2の門が直角に配置された枡形門。赤坂側から江戸城への入口となっていました。現存する田安門、桜田門などと同じ形だったそうです。また、大山に参拝する大山道の玄関門にもなっていた重要な門です。大山道は、現在では国道246号(青山通り)になっています。赤坂御門は明治5年に撤廃され、石垣の一部のみが現存、江戸城外堀跡として国の史跡になっています。地下鉄7号線建設工事に伴う発掘調査によって地中の石垣が発見され、地上の石垣だけでなく、実は地下にも石積みが眠っているそうです。向かい側に来ました。向かい側の石垣には、展望デッキがありました。行ってみます。弁慶橋から見た一番奥の石垣です。説明板がありました。石垣には刻印も多数存在するようです。刻印を発見しました。弁慶橋へ戻ります。説明板がありました。こちらは紀伊和歌山藩徳川屋敷跡です。55万石を有する大大名でした。赤坂町の説明板もあります。赤坂という地名の由来には、茜山への坂、赤土の坂などの諸説あって定かではありません。また、ちなみに近くにある赤坂見附駅は、東京では唯一、「見附」が付いた駅名です。次回は虎ノ門見附跡を目指します。【其の九に続く】訪問日:2018年秋〜冬▽ ▽ ランキングに参加しています。 応援(クリック)よろしくお願いいたします。  ⬅︎  クリックしてくださいね〜にほんブログ村 close

496江戸城にゆく三十六見附編  其の八:赤坂見附
サイト名 廃城にゆく
タグ 東京都にゆく
投稿日時 2019-06-23 14:40:04

「496江戸城にゆく三十六見附編  其の八:赤坂見附」関連ページ一覧

新着記事一覧

<打込み接・布積み(関八州)> 江戸城、小田原城、佐貫城


シロスキーのお城紀行
「石・石塁・石垣シリーズ」は、昨日から、下記の分類表「①②-(4)打込み接・布積み」の石垣を導入しているお城を、再び日本の北から南にかけてご紹...
シロスキーのお城紀行
2022-09-26 01:00:04

中城城 日本100名城 沖縄 路線バスで行く世界遺産5城 5-4


hachiの日本100名城 続日本100名城 お得な切符で行く 鉄道・バスの旅
 ◆中城城 三の郭の石積 またかなり間が空いてしまいました。引き続き3月中旬に久々に沖縄、世界遺産5城を2泊3日で路線バスを利用して...
hachiの日本100名城 続日本100名城 お得な切符で行く 鉄道・バスの旅
2022-09-25 14:40:05

<打込接・布積み(奥羽・出羽)> 弘前城、盛岡城、仙台城、会津若松城


シロスキーのお城紀行
「石・石塁・石垣シリーズ」は、「①②-(3)打込み接・乱積み」を日本の北から南まで展開しているお城の写真をお届けしてきましたが、昨日で一応終了...
シロスキーのお城紀行
2022-09-25 02:00:03

讃岐小豆島 星ケ城  西峰と東峰から成る素晴らしい眺望の山城


久太郎の戦国城めぐり
讃岐小豆島 星ケ城 (香川県小豆郡小豆島町安田・星ケ城山) <県指定史跡> <ちょっと小豆島まで行ってきます・②>坂手港から安田館を訪問した後...
久太郎の戦国城めぐり
小豆島の城めぐり
2022-09-25 01:40:03

第439回:江馬氏下館(北飛騨における江馬氏の繁栄を示す城館跡)


こにるのお城訪問記
訪問日:2021年11月江馬氏下館(えまししもやかた)は岐阜県飛騨市にあった城館です。江馬氏城館跡の一つとして国史跡に指定されています。北飛騨の雄...
こにるのお城訪問記
岐阜県の城郭
2022-09-25 01:20:03
;