渋谷城(東京都)の詳細

渋谷城(東京都)
むぎの城さんぽ
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記事タイトル 渋谷城(東京都)
概要

【渋谷城】しぶやじょう 【別名】金王丸城 【構造】平山城 【築城者】渋谷重家 【築城年代】平安時代末期 【指定史跡】― 【場所】渋谷区渋谷3-5 地図 金王八幡宮は渋谷城内にあり、春日局と青山伯耆守忠俊が家光将軍決定の御礼として社殿を建立しました。 河崎基家の子、重家は堀河帝よ…… more り渋谷の姓を賜り、これが渋谷の地名の発祥とされています。 渋谷金王丸常光は渋谷平三重家の子で、源義朝に従って1156年の保元の乱で大功を立て、 金王丸の名を後世に残すべしとし、金王八幡宮とされています。 神門(赤門) 建立年代は、「地子古跡寺社帳」による1769年(明和6年)と、 門の額裏面の1801年(享和元年)の刻銘があり、 丹波篠山藩青山忠裕より150両の寄進があり修理が行われていることから 1801年より前に建立されていたことは間違いないと思われます。 御嶽神社 御嶽神社は、開運と商売繁昌の神として、客商売を営む人々の信仰を集めています。 また、古来より武道守護の神として武士の信仰を集め、 渋谷氏の居城であったこの地に祀られました。 ちなみに、社前の狛犬一対と西参道の鳥居はかつて実践女子学園の校内にあった 「香雪神社」のものを移設したものです。 私も商売繁盛!しっかりお願いしてきました 玉造稲荷社 玉造稲荷神社が創建された江戸中期には、渋谷も農家が多く稲作や茶畑も広がっていました。 国道246号の宮益坂には町屋が並び商業が盛んでした。 天照皇大神のお食事を司る神として祀られています。 うろうろと渋谷駅から渋谷城跡を探し歩いて疲れたのでちょっと休憩。 (知ってる人なら徒歩5分程度ですが、私は多分3倍くらいかかって到着) 日差しがあったのでちょっと暖かです。 社殿 社殿は、1612年(慶長17年)の建立です。 家光の乳母の春日局と守役の青山伯耆守忠俊が徳川家光を三代将軍にと、金王八幡宮に祈願しました。 それが成就したお礼として春日局と青山伯耆守忠俊が社殿を奉納しました。 砦の石 渋谷城は、鎌倉街道沿いにあり、1524年(大永4年)1月13日に起きた、 北条氏綱と上杉朝興の高輪原の戦で、渋谷氏が交戦中だった北条軍の別動隊により 襲われ焼き払われてしまいました。 境内にあるこの渋谷城砦の石だけが渋谷城の遺物です。 金王桜 金王桜は長州緋桜という種類で、1189年(文治5年)源頼朝が藤原泰衡退治の下向の際、 渋谷高重の館に立ち寄り、神社に太刀を奉納しました。 その際金王丸御影堂へ参り、鎌倉亀ヶ谷の館にあった憂忘桜をこの地に移植、「金王桜」と名付け 江戸三名桜の一つに数えられていて、代々実生より育て植え継がれられています。 芭蕉の句 しばらくは 花のうえなる 月夜かな この句碑は、1691年(元禄4年)芭蕉48歳の時のものです。 1817年(文化14年)に、蕉門十哲の1人であった太白堂門人山奴社中が建立しました。 金王丸御影堂 金王丸が17歳で出陣の折、自分の姿を彫刻し母に形見として残した木像が納められています。 この神社、前を通るたびに道路から神社に向かって一礼してるのを 見かけました。(地元の方かしら?) この信仰ぶりはこれは現代なのか?と驚きました。 鎌倉道 ここは、道に迷って偶然訪れた場所です。 北条軍が江戸へ攻め登る際に戦火で渋谷城が焼けてしったことが記されています。 迷子になったものの収穫ある看板に出会いました(^^)v この日は攻城団の「城がたり」に参加するため渋谷駅から青山のふくい南青山291へ 向かう途中?に渋谷城に寄ったのですが、余裕があったはずなのに、渋谷城を出て 青山に向かっていたはずが、まったく逆に向かって歩いていました。 並木橋の交差点でみつけた鎌倉道の案内看板で立ち止まったことで気が付いたのですが この看板を見つけなかったら、私はどこをさまよっていたことでしょう…。 もちろん、スマホ片手に歩いているのですが真の方向音痴とはこんなもんです。^_^; おかげでお昼を食べる時間もなくなり、途中の路地で をかじり、遅刻することは 無かったものの、帰りの電車に乗る時も渋谷駅周辺でうろうろすることになり、 ギリギリで目的の電車に乗るという迷子ぶり、やっぱり一人って大変ですね。 普段ひとりで登城する人の方が多いと思うのですが、凄いなあと思ってしまいます。 平成31年2月17日登城 古地図とめぐる東京歴史探訪 (SB新書)荻窪 圭SBクリエイティブ close

渋谷城(東京都)
サイト名 むぎの城さんぽ
タグ 百名城以外の城
投稿日時 2019-03-01 15:00:02

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