丹生城(群馬県)の詳細

丹生城(群馬県)
むぎの城さんぽ
ページの情報
記事タイトル 丹生城(群馬県)
概要

【丹生城】にゅうじょう 【別名】― 【構造】山城 【築城者】岩松満長 【築城年代】1425年(応永32年) 【指定史跡】― 【場所】富岡市上丹生 地図 金乗寺裏山に新田岩松氏が丹生城を築城し、丹生郷を支配していました。 尾根を利用した小規模な郭が階段状に造られた広い城域で構成さ…… more れた山城です。 登城ルートは二本あり、先に紹介するのは搦め手側からの入口です。 金乗寺入口付近に掲げられている看板。 この道をどんどん登って行くと高速道路の橋に出る。 丹生城への入口の看板があり、その先はもう城内になるので軽自動車が一台やっと侵入できる 道幅になってしまうので乗用車以上はそこで車を置いて歩きましょう。 祠 道の右上にある祠。 ここを過ぎて土橋を渡ると右手に軽自動車1台分の駐車スペース(四の郭?)があるので ここで車を置いて歩きます。 土橋 道の両側は堀になっています。 この先に右側に軽自動車・バイクくらいなら1台停められます。 但し雨が降るととても滑りやすい土です。堀に落ちないように注意! ちなみにこの土橋の両側は堀切になっています。 城郭中心部になります。 右上の高まりが主郭となっています。 井戸跡 井戸脇の小道を登り、主郭と二の郭の間の二重堀を抜けて 西側(上越自動車道側)の腰郭へ廻り込みます。 腰郭(南西側) ちょっと木が多いかなあ。 この郭には石が転がっていますが、人の手がく加わっているのかなあと思わせる 割れた石や穴のあいた石があります。 更に段々になった腰郭が下に見えます。 この先に三日月石があるのですが、冬場にならなければこのように草木とクモの巣に 行くてを阻まれ鎌を片手に突入するも撃沈。 やはり冬場の登城をお勧めします。 三日月石 さて、こちらは冬場に訪れた時の画像です。 南西側の腰郭を通り南側に折れ、廻り込んだ辺りに三日月石があります。 三日月形の窪み 訪れたこの日もわずかですが枯葉とともにちゃんと水が入っていました。 この水が枯れないとしたらなんとも本当に不思議な話です。 由来と説話 三日月石についての由来と説話が記された案内看板です。 三日月石の手前で櫓台跡に登る小道から本郭に出られますが井戸のある広場に戻って 見取図の看板の左手にある大手から続く正規の道から本郭に登ってみることにしました。 見取図 ここで縄張りを確認。 でもちょっとおおざっぱな見取図です^^; 実際はもっと複雑な造りになっています。 本郭登り口 足元は滑りやすく、よ~く見ると階段として整備されていたようになっているのですが 木が腐って役割は果たしていないので足元注意です。 本郭 手入れがされていないので草木が生い茂り、倒木もありますが 不整五角形で、まず登って来た場所が桝形虎口になっているようですが…よくわかりません。 また、南の方に進むと櫓台に出てそこを下ると三日月石のある郭に出ます。 大手道 この先を下って行くと丹生公民館側に続く大手道となっています。 馬出 物見台 現在ここには薪が積んであり地元住人が出入りしている様子が伺えます。 後日談:たまたま私が訪れた時期が年末だったのでここで初日の出の準備をされていたことが わかりました。 金乗寺の住職さんに話をうかがったのですが、毎年元旦に地元の檀家さんたちと城に上がり 初日の出を迎えているとのことです。 大手門跡 このあたりに大手門があったようです。 大手口尾根 大手尾根に沿った大手道は土塁で風除けにもなっています。 冬場はとても奇麗な道です。 大手口側登城口 丹生公民館の奥にある大手口の入口です。 丹生公民館 丹生公民館裏山が丹生城祉になっていてこちらが大手道になります。 公民館に駐車場があるのでこちらに駐車して登城します。(本丸に近いのは搦め手側からです) 復元図 金乗寺入口にある看板と同じものです。 草が邪魔していたので公民館の看板をもういちどご覧くださいませ。 ふるさとふれあいの道 丹生公民館にある観光案内の看板 上丹生木戸坂の道しるべ 平らな石の上面に方位と地名が記されためずらしい「磁石型道しるべ」というものです。 この地区の十字路に戦後間もなくまで置かれていたそうで、県内では6基確認されているそうです。 ※再編集しました。 平成28年12月31日再登城 平成30年10月21日再登城 ぐんまの城30選 戦国への誘い上毛新聞社上毛新聞社 出版部 close

丹生城(群馬県)
サイト名 むぎの城さんぽ
タグ 百名城以外の城
投稿日時 2018-10-22 01:20:01

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