(蒲原城訪問の追記です)駿府の蒲原城跡は、ほんとうにいろんなドラマのあった山城です。こんな拙ブログでは、とてもその全てご紹介できません。今川氏の城であり、北条の城でもありますが、私はこの城を攻め落とした武田勝頼のことがどうしても頭を離れませんでした。＜険しい山城＞1569年、勝頼…… more は北条新三郎が立て籠もる山城を攻略します。蒲原城の要害性を見極めた勝頼は、力攻めを避けます。城を落とせても、自軍が痛んでしまうことは得策でないことを承知しているからですね。勝頼は兵の一部を率いて城の前を素通り。これを見た北条側は、武田勝頼を討ち取るチャンスとみて、城門を開いて飛び出します。すると、この時を待っていた残りの武田兵が素早く動き出し、更に勝頼率いる兵も城に押し寄せ、蒲原城は落城となりました。 　 堅城に籠城する敵を、知略で落とした勝頼。素晴らしいですね。他の城跡巡りでも時々思うのですが、勝頼はとても優れた武将でした。あの武田信玄と比較されるので、どうしても見劣りし、世間一般でもあまり強いイメージはありません。でも地味な戦歴をひとつひとつ見ると、決して弱くなんかないのです！立派な戦国武将！更に生い立ちまで考えると、涙が出るほど苦労人・・・(駿府の城がテーマなので今回はここまでにします)。以上　追記でした。お付き合い頂き、ありがとうございます。お城巡りランキング close

城巡りで感じること　武田勝頼は弱くない