水戸城(茨城県)の詳細

水戸城(茨城県)
むぎの城さんぽ
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記事タイトル 水戸城(茨城県)
概要

【 水戸城 】みとじょう 【 別名 】馬場城 【 構造 】平山城 【 築城者 】馬場資幹、佐竹義宣、徳川頼房 【 築城年代 】1214年(建保2年)頃、1593年(文禄2年)、1625年(寛永2年) 【 指定史跡 】国指定史跡 国重要文化財 【 場所 】水戸市三の丸 地図 【 ス…… more タンプ設置場所 】弘道館料金所窓口(休館日12/29~12/31) 【城郭検定】出題あり 水戸城は茨城県立水戸第一高校から旧茨城県庁までが主郭部で 外郭まで合わせると現在の水戸市中心部全体程の広大な広さを誇ります。 駐車場 弘道館から一番近い駐車場に停めることが出来ました。 スタンプ設置場所 まずは弘道館料金所窓口で100名城のスタンプをお借りして 入館料を支払い弘道館を見学します。 弘道館の正門 弘道館は水戸藩主の徳川斉昭が三の丸に造った藩校です。 藩主が来館する際など正式の場合のみ開門しました。 学生や諸役人はこの門を使用出来ず、通用門から出入りしました。 弾痕 幕末、藩の改革派と保守門閥派の対立によって抗争が勃発。 その時の争いの傷跡が今でも残されています。 扁額(游於藝) 掲げられた扁額は、論語の一節よるもので、文武にこりかたまらず悠々と芸を究めるという意味があります。 玄関 前回訪れた時は東日本大震災後で、その爪痕が残っていてとてもひどいことになっていましたが 奇麗に修復されています。 正庁諸役会所 玄関正面には正庁諸役会所があります。 弾痕 正門同様、ここにも弾痕が残っています。 正庁入口 見学のための入口はこちらです。 玄関も見学用に公開しているのでこちらの玄関から入って建物内を見学することが出来ます。 展示室も見学できますが、こちらは撮影禁止になっています。 そして、廊下は畳敷。 正庁正席の間 藩主が学問の試験や対試場で行われた武術の試験をご覧になったところです。 ここの畳縁には徳川の葵の紋が入っています。 便所 トイレを見るとつい、覗き込んでしまう(^^; ここも畳が敷かれています。 風呂 風呂釜は無く、ただ体を洗い流すだけだったのか、 真ん中に配水用の溝が切られています。 至善堂 この部屋は藩主の休息所で、諸公子の勉学所でもありました。 ここにはなぜかあるべき欄間が無いようです。 どうしたんだろう…。(震災かなあ?) 雲龍水 弘道館に備え付けられていた消防ポンプです。 安政4年のものです。 徳川斉昭公像 城郭検定準1級の問題では以前訪れた時に見たここにあった銅像を思い出して 正解することが出来ました。 個人的に思い入れのある銅像です。 大手橋 三の丸と二の丸を結ぶ橋で1596年の佐竹時代に架けられたのが最初です。 現在この先の大手門の復元工事中です。 大手門 明治維新150年を記念して大手門の復元工事中です。 この工事に伴い、平成29年11月には日本最大級の瓦塀も発見され今後がとても楽しみです。 完成したらまた来たいと思います! 三の丸空堀 三の丸庁舎の空堀。 彰考館 江戸時代に水戸藩が「大日本史」を編纂するために置いた修史局です。 現在は水戸市立第二中学校となっています。 二の丸展示館 こちらで休憩がてら展示品を見ていると、大手門一枚瓦城主を募集しているという話を伺いました。 今行って来たよという方が詳しく場所を教えてくれたので、帰りに寄ることにしました。 インターネットで寄付を募っていたのは知っていましたが、現地で調度募集していたとは運が良い! 教えてくれた方、ありがとう! 大シイ 戦国時代から自生したという大シイは樹齢400年を超えます。 水戸城城郭内にあることから歴史的にも貴重な樹木として中学校でもシンボルとして親しまれています。 見晴らし台入口 この門をくぐって先に進むと見晴台があります。 なんだろう?と見に行ってみることにしました。 見晴らし台 見晴台とは言うものの、いまいち見晴らした感が無いのですが この木々が無ければかなり見晴らすことは出来ると思います。 杉山坂 二の丸に通じる坂道で杉山門から二の丸へ入城することが出来ます。 杉山門 門の内側には土塁で桝形が形成されていたという杉山門。 この付近には2代将軍光圀が紀州産の熊野杉を取り寄せて植えていました。 本丸堀 現在、堀底をJRの線路が走っています。 橋詰門 県立水戸第一高校に移築した薬医門で現在は校門として使用されています。 こちらも佐竹時代に造られたと思われ、かつては本丸表口に構えられていました。 東日本大震災の爪痕 東日本大震災後の爪痕。 この写真は以前訪れた時のものです。 これだけひどい被害を受けたことを記憶しているので今回訪れて修復具合を見て 本当に復興できて良かったなと思いました。 当時の地震が強かったことが覗えます。 壁が剥がれ落ちています。 当時は中に入って見学することが出来ませんでした。 今回は復興されて見学が出来たので良かったです。 大手門一枚瓦城主 二の丸展示館で教えてくれた場所へやって来ました。 とてもわかりやすく教えてくれたので土地勘の無い我々にもすぐに場所がわかりました。 申し込み受付 会津の鶴ヶ城赤瓦の寄付の時を思い出しました。 あの時は子供たちが一緒だったのですが、今回は子供たちは付いてきてくれませんでした 直にここで記名が出来る日だったのでラッキーでした。 家族の名前を書いて…と、瓦に黒い墨で書いているとなんだか妙な気分。 しかし、末娘(シャム猫)まろんちゃんの名前を書き忘れたことで子供にめっちゃ責められました また寄付しなくちゃダメかなあ…。 何はともあれ前回からの様変わりにあれ?あれ?と言いながら車を走らせ、復興がされたことを 認識しました。 綺麗に城郭整備が進み、そしてまだまだこれからも復元工事が進んでいく予定なので この先が楽しみです。 平成24年10月13日登城 平成30年6月23日再登城 日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)日本城郭協会,福代徹学研プラス close

水戸城(茨城県)
サイト名 むぎの城さんぽ
タグ 百名城
投稿日時 2018-07-04 15:40:01

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