春日山城行ってきたの詳細

春日山城行ってきた
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記事タイトル 春日山城行ってきた
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2018年4城目は越後で最も有名であろう城、春日山城です!最寄り駅はその名の通りの春日山駅。駅前は意外なことにこれと言ったものがありません。とは言え近くには大きめの道路があり、それなりに移動すれば色々あったので駅前だけ閑散としてる感じ。んで、春日山城は駅からは多少距離があります。…… more 大体20分ぐらいかな?ただルートは簡単かつ今回は城の写真多めなので、城の根本付近までの写真は割愛します。ざっくり言うと西に進み突き当たりを南へ、春日山町交差点を西へすすという2回まがるだけでOK!上記の手順で進むとまずこのような看板&建物が見えて来ます。上越市埋蔵文化財センターです。色々展示物ありますので、行きに行くも良し、帰りに行くも良しですが、自分は行った時間にまだ開いていなかったので帰りに寄りました。また、看板では春日山の全貌がわかるのでまずはここでイメージを掴むのが吉。見所スポットも記載されているので大変良いですが、最初は謙信銅像を目指すのがおすすめです。銅像~宝物館あたりの道に上記の看板+α的なパンフレットがあるからです。さきほどの建物の前にある銅像。ええ、ここにも銅像があります。(マップにあったのとは別物)謙信は武将の中でもエピソードや人柄で人気もありますし、映える要素高め。そんなこともあってかこんな感じで銅像化多いのかな?銅像の前を通り過ぎ、西に向かうといよいよ春日山の登り道が始まります。こちら最初の分岐点的なところで左に行くと大手道が復元されており、周囲が開けていることもあって眺めはなかなかかと。ちなみにどっちに行っても本丸方面に向かえますが、先程話したように銅像を目指すため直進。先程の道を登って行くと見えてくるのがこちらの銅像。高台の上にあるので、かな~り見上げる感じになります。南方面を向いているような感じですから、春日山城から信濃あたりを伺っている様子を再現しているのでしょう。銅像下を通り過ぎ、三の丸方面を向いた景色。当たり一面緑で写真だと少々奥行きや規模感わかり辛いと思いますが、傾斜の凄さやうねった道の長さなど結構圧巻な景色の一つだと思いますし、春日山の規模感を最初に感じられるところではないかと思います。先程の遠景で見た道の中程、右手にある直江屋敷方面に抜ける道が本来ならここにあるのですが、土砂崩れかなにかで封鎖されているみたいでした。甘粕屋敷、米蔵櫓跡などの写真。これら一帯を総称して三の丸屋敷と呼ぶそうで、それぞれの屋敷は段違いに作られて配置されていました。また、北条からの養子で有名な景虎屋敷もここらしい。城跡内でも良好な状態で残っている土塁があり、当時はこのよう土塁がいたるところにあったと想像されるそうな。そういえば写真のっけてなかったけど、春日山にはこんな感じの看板がいたるところにあります。何の跡地なのか、簡単な背景等を記載されており大変親切です。写真右手奥に曲輪らしきスペースがあるのわかりますかね?春日山城は現在では立ち入れないけど、明確に曲輪スペースあるよな~と思えるところが至る箇所にあります。最初に見たマップで緑の段になっているところは特にわかりやすいです。連結とか配置具合を見ると現存のだけだと不自然な感じもするので、当時はもっと複雑かつ多数の配置があったのかなと想像できました。二の丸跡。本丸一帯の東一段下に位置し、本丸へ至る道はこの二の丸をグルッと回らないと登れないようになっています。(写真は二の丸内の写真なんでわからないと思いますが)なので道を塞ぐ兵士が入るスペースだったのでしょうし、井戸跡などもあることから防衛の中枢施設だったのが伺えます。天守台&本丸エリアの写真。最初の写真左手には春日山であることを示す石碑があります。本丸から見下ろした春日山の景色。かなりの絶景ですし、遠くまで見通せているのがわかりますね。本丸まで行きましたが春日山の見所はまだまだあります。本丸を越えて今後は西側に降りていきますとまず見えてくるのがこちらの井戸曲輪。裏手側は連郭式的な曲輪配置になっており、まず見えてくるのがコチラというわけですが、なかなかに井戸が大きく、ここはあまり防衛目的ではなかったのでしょう。本丸に近すぎますしね。なお、今なお水が満々と湧いているそうな。本丸から後ろに降り道。何かアングル的にすっげー好みの写真とれたんで思わずアップ。上杉景勝屋敷跡。言わすもがなですが、謙信の後継者となった景勝の屋敷跡です。景虎とは本丸を挟んで反対側に合るイメージで配置されておりますが、こちらは三の丸付近より本丸に対して距離が近いですね。また、段々状にはなっておらず、各スペースは独立していました。こちらは景勝の屋敷跡と鐘楼の間(だったと思う)ですが、このように深く区切られているのが確認できます。各曲輪郡は連結しないようになっており、一段下の周囲をぐるっとまわって移動するような形になっていました。イメージ的には二の丸あたりに作りが近いのかな?御成街道。名前の由来は時の関白が通ったことに由来するそうな。先程の景勝屋敷跡近くから行くことができ、柿崎屋敷跡方面に続く狭めの道となっています。柿崎屋敷跡。写真は遠景でとったものですが、春日山の中でも最も大きな曲輪の一つであります。実際他と比べて一線を画する広さを持っていました。こちらの曲輪が春日山を登り始めたころのあった分岐点につながっています。道を戻って本丸から下り、今後は北手側の方に戻ります。そしたら写真のような、護摩堂、毘沙門堂などが見えてきます。謙信のエピソードでよく出てくる、出陣前に籠もったと言われる毘沙門堂ですね。また、これら一帯の施設群、本丸とかを合わせて実城と呼ぶそうな。よく敬称として出てくるあれですね。実城エリアから直江屋敷方面に降りていく際の道。直江屋敷跡と直江屋敷に至るまでの連郭式の曲輪。上下三段で構成されており、曲輪間は中央にある道でつながっています。兼続が有名ですが、直江家は謙信の父為景の代から重臣として活躍しており、それ故のこの場所であろうと想像できます。空堀、千貫門先ほどの三段の曲輪の下にある大きめのエリア。春日山神社とクランク状の道がつながっており、三方を土塁&土手で囲まれいます。中々複雑な地形をしているところですが、色々考えながらみると面白いエリアなのでじっくり見るのがオススメ。春日山神社への道。緩やかですがぐるっと回るような道が形成されています。写真だけだと何かわからないですが、地図上は中城と書かれたエリアあたり。現在ではこのようになっていますが、当時はこっち方面にも段々状の曲輪群が形成されていたと思われます。その他、城の根本あたりの写真色々。以上、春日山城でした!写真は結構絞って載せたんで、見せた所以外にも見所はたくさんありますし、山城として名高いところだけあって非常に楽しめる城でした!また、今回ブログには書いていませんが、近くに林泉寺、ものがたり館、東城砦など歩いていける範囲で他にも見る価値があるものがたくさんあります。上越に行った時には是非ともぐるっとまわって見てください! close

春日山城行ってきた
サイト名 黒兎月ですよっと
タグ お城めぐり
投稿日時 2018-05-26 15:20:01

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