鮫ヶ尾城(新潟県)の詳細

鮫ヶ尾城(新潟県)
むぎの城さんぽ
ページの情報
記事タイトル 鮫ヶ尾城(新潟県)
概要

【鮫ヶ尾城】さめがおじょう 【別名】宮内古城 【構造】山城 【築城者】不明 【築城年代】不明 【指定史跡】国指定史跡 【場所】妙高市 地図 【スタンプ設置場所】斐太歴史の里総合案内所(4月中旬~11月中旬) 神の宮温泉かわら亭(12月~3月 9:00~21:30) 「御館の乱」…… more 決戦の地 上杉謙信没後、上杉家の家督の後継をめぐって、 謙信の養子である景虎(北条氏康の子)と景勝(長尾政景の子)との間で起こった越後のお家騒動が「御館の乱」です。 勝利したのは景勝。 そして負けた景虎は、ここ鮫ヶ尾城で自害し果てました。 駐車場 斐太神社横にある広めな駐車場。 通行止めのお知らせ 工事中の為、5月末まで北登城道が通行止めになっています。 古代住居 古代住居が復元されています。 案内看板 総合案内所 ここに続・百名城のスタンプがあります。 受付でパンフレットと鮫ヶ尾城跡の縄張り図をいただけます。 そして、受付にあるノ―トに署名して、いざ登城! 東登城道への近道。 総合案内所から常連の釣り客らしい男性の方が一緒にここまで案内して来て下さいました。 親切な人が多いのは、やはり越後の「義」ですかね。 宮内池 この先、池で釣りをしている人たちが居ます。 その脇に登城道があります。 標柱 標柱に従って登城道を進みます。 この辺りは池があるのと、湿気が多いので細かい虫が沢山飛んでいます。 虫よけがあると良いです。 東登城道合流地点 ここで東登城道と合流します。 本来、北登城道が通行止めでなければどこの登城道入口から入っても1周巡って来ることが出来ます。 ゆるい上り坂が続きます。 大堀切5 堀切がとても沢山あります。 堀切8 とにかく、堀切が沢山あります。 東一ノ丸 この場所は城の遺構の下から弥生時代の墳丘墓がみつかったそうです。 ということは、この山城は弥生時代の有力者の墓群だったところに 戦国時代の人々は城を築いたってことなんですね。 本丸が見えて来ました。 あと一息です! 山にはまだ雪が残っています。 涼しそうに見えて、とても暑い あずまや ここではそよ風が吹き、景色も良く1時間近く滞在しました。 あずまやの清掃が行き届いて屋外の建物なのに安心して利用させていただきました。 後に麓の住人のおばちゃんから総合案内の受付の女性が雪が降ってもかんじき履いて登城していると伺いました。 ブログで様子をお知らせしているそうです。 とにかく熱心にこの斐太の史跡を守っていらっしゃると話していました。 城址碑 城址碑の前にはお墓のようにお供物を供える石台のようなものがあり、お酒が供えられています。 城址碑というより慰霊碑のようです^^; 眺望 天気が良かったので眺めは最高! 霞が無ければ海まで見えるそうですが眼下には新幹線が見えてすばらしい景色が望めます。 米蔵 本丸北側には米蔵の曲輪があります。 この先、米蔵より北側は藪になっています。 カタクリの花 本丸と米蔵の間の堀切にはまだカタクリの花が咲いていました。 時期が過ぎてしまい、ほとんど枯れている中に見つけたカタクリの花。 見られてよかった(^^) 腰曲輪 北登城道へは行けないので、本丸下の腰曲輪を抜けて二ノ丸方面に向かいます。 そのまま大手口のある南登城道へ抜けてみようと思います。 二ノ丸 二ノ丸では発掘により建物跡や陶磁器などが発見されています。 大堀切1 三ノ丸 三ノ丸では発掘で炭化した「おにぎり」が出土しています。 ということで目を凝らして足元を炭化した米粒が落ちてないか探し始めました。 ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・みつかるわけもなく、断念。 井戸 井戸にはこんなにたっぷり水があります。 かなり山頂に近い場所なのに今もこんなに水が湛えられています。 虎口跡 当時は櫓門があったと推測されているそうです。 横矢掛けに適した腰曲輪のような曲輪が幾重にも折れ曲がった道に沿って築かれています。 写真ではわかりずらいのですが、これを上から、横から、と見ながら歩いていると武者振いします。 ここから何人くらいでこう狙って…なんて妄想しながら道を下りました(^^ゞ 登城口 南登城口に出ました。 こちら側から登る方が傾斜がキツイかな。 南登城道入口付近は、上を見上げるとわかるのですが高速道路があって工事車両が往来していそうな道です。 この先で近道をしようとして畑に迷い込んでしまいましたが、そこに居たおばちゃんがとても親切な方で こんな迷惑な迷子のよそ者を歓迎して下さいました。 道案内をして下さり、しばしおしゃべりもして地元愛を感じる女性が多い土地柄に感じました。 東登城道 麓の住宅地を歩き、駐車場へ戻りたいと思います。 その途中に東登城道入口があります。 ここを登って行くと最初の宮内池側から登って来た道と合流します。 更に歩くと斐太神社の鳥居前に到着します。 車ではこの先の案内看板のところで左折すると駐車場へ辿り着きます。 斐太神社 徒歩なので境内を通って斐太神社へ寄り道です。 上杉謙信公の時代、鮫ヶ尾城築城の際この郷の守り神と定められ、長野県県境から上越市南部にかけて分布する 216社の総社として現在に続いています。 そしてお参りして駐車場に戻って鮫ヶ尾城の城さんぽは終了です。 山城なのに女性の多いこと! 普段山城で女性に会うことは珍しいのに、ここは圧倒的に女性に会う確立高いです。 どうやら景虎の悲劇をモチーフにした小説『炎のミラージュ』の影響により、多くのミラージュファンが鮫ヶ尾城跡を訪れているとの 話を総合案内所で伺いました。 ということで、先程も女性の方々が城址へ登って行かれましたよと伺い、登って行くと上からも下からも女性が!! 話声も賑やかで普段登るひっそりとした、出会ってもカモシカ?という山城とはまったく違った雰囲気のする山城です。 山城…キツイ??? 普段より緩い登りにたまにキツイ登りといった山ですが、何故か登るのを断念しようかと思うほどの辛さ。 体重増えすぎた?とか運動不足過ぎるのか?とか思いながら、 「ここまで来たのに諦めるわけにはいかない」と 休み休みちょっとづつ進んでやっと本丸に到着。 本丸のあずまやではそよ風もあり、眺めも良かったので何とか体力復活。 しかし、こんなにキツイ山かなぁ???? ところが帰宅途中から頭痛もしだし、とうとうダウン。 どうやら鮫ヶ尾城の前に一人で行った高田城で熱中症になったようです。 まだ4月、周囲の山には雪が残り見た目には涼しい気がしていたのですが、 この日はとても暑く、服装と気温が合っていませんでした。 完全に油断していました。この時期、思わぬ熱中症に皆さんもお気をつけあれ。  おぼえておこう! 続日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ特別編集)公益財団法人 日本城郭協会学研プラス close

鮫ヶ尾城(新潟県)
サイト名 むぎの城さんぽ
タグ 続百名城
投稿日時 2018-05-02 12:00:01

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