花園御岳山城(埼玉県)の詳細

花園御岳山城(埼玉県)
むぎの城さんぽ
ページの情報
記事タイトル 花園御岳山城(埼玉県)
概要

【花園御岳城】はなぞのみたけじょう 【別名】― 【構造】山城 【築城者】藤田氏 【築城年代】 【指定史跡】― 【場所】大里郡寄居町末野 地図 花園御岳城は花園城の背面を守るために藤田氏が築いた支城です。 花園城の背後にありながら花園城より高い場所に位置します。 空堀と土橋が…… more 良い状態で残っています。 少林寺 はじめて来る場合は、少林寺を目指して来るとわかりやすいです。 登城口もこちらからまず案内しようと思います。 駐車場 五百羅漢で有名な少林寺の駐車場とトイレをお借りして、五百羅漢と千体荒神板碑を見ながら まずは羅漢山を目指します。 これはなんだろう? 本堂 少林寺の云われは下記の案内看板にあります。 案内看板 曹洞宗の寺である少林寺は、永正8年(1511年)、長泉寺開山大淍存奝大和尚が乞われて開山となりました。 開基は、北条氏康の家臣となった藤田右衛門太夫国村となっているが、康邦だろうともいわれており確かではありません。 本尊は釈迦牟尼仏です。 慶安年中(1648-1652年)寺領15石を与えられています。 二十四世大純万明大和尚の時、文政9年(1826年)春より四方浄財を募り、寺後山中に釈尊、十六羅漢、五百羅漢の石像並びに千体荒神石碑を天保3年(1832年)に安置し、信仰の道場として今日に続いています。 山頂に立てば、寄居市街地が一望できるとともに秩父連峰が目前に迫り、眼下に円良田湖が望めます。 修復記念碑 アカバナミツマタという木の花がとてもかわいらしくて一目ぼれしてしまいました。 小さな毬のようで記念碑を見に行ったはずが、この木の花に見入ってしまいました^^; 参道入口 少林寺本堂脇にハイキングコースの入口があります。 本堂で手を合わせ、いざ、出発です!! 羅漢石仏と千体荒神の石碑 五百羅漢は一体一体すべて違った表情で、喜怒哀楽を表現しています。 このような石仏が山頂まで沢山並んでいます。 五百以上あるのではないかと思うほど沢山の羅漢が並んでいるので 姿や表情を見ながら歩いていると、ただハイキングしているより とても楽しいです。 虎口 ここが山頂入口です。 さて、ここまでに自分に似た羅漢はみつかったでしょうか? 探しながら登って来ると楽しいですよ。 山頂 山頂には釈尊をまつり、脇侍文殊、普賢の二菩薩並びに十六羅漢を配しています。 そして、千体荒神は戦時中に戦場の守護神として崇拝し、現在は選挙のときに参拝すると当選 間違いなしといわれるようになり、信仰を集めています。 釈尊 文亀年間(1500年頃)に、突然天地が振動、暗黒化し、人々の動きがとれないでいるとき、 山中より仏舎利が出現し、一大光明を放ち暗闇を破り人々の苦難を救ったといいます。 (現地案内看板より) あずまや 山頂は平地があり、あずまやもあります。 花園御岳城へ さて、ここからが本番です! 山頂虎口付近に戻り、円良田湖へ向う道に入り、本命の花園御岳城へと進みます。 登城口 しばらく進むと花園御岳城へ行く道と円良田湖へ行く道に分かれます。 この写真の右側には整備された下りの道が円良田湖へ続く道があります。 そちらには行かず、真直ぐ、整備されていない獣道(写真の道)を進みます。 二の郭 良く見ると道しるべの赤いリボンが木に付けられているので それを目印に辿って行くと花園御岳城跡に出られます。 誰が付けたのか、とてもありがたいことです。 ちなみにほとんど整備の手が入っていない花園城の方は、このリボンが頼りの道中になります。 鳥居 獣道を抜けた先には鳥居が見えます。 この鳥居まで来ると鳥居を挟んで空堀があるのが確認出来ます。 鳥居の真下は空堀の間の土橋です。 空堀 鳥居に向って左側の空堀です。 右側にも空堀がしっかり残っています。 石段 この石段を登ると、いよいよ本郭です。 ちょっとかわらしい御狐さまが出迎えてくれます。 手水鉢 登りきった右側に神社だからでしょうか、石製の手水鉢らしきものがあります。 しかしこの神社には祠や社が見当たりません。 石碑群 本郭には沢山の石碑が建ち並んでいます。 とにかく、本郭内は石碑だらけ。 ここで一休み。 もぐもぐタイムは一口羊羹です。(もちろんゴミは持ち帰るのが鉄則) 歩いて痩せられるかと思いきや、「疲れた~」と言っては食べてしまうので むしろ太るいっぽう^^;(困った現象です) 腰郭 本郭北側の腰郭。 武者が溜れるだけの幅がありそうです。 参道 この参道は老人養護施設「やまざくら」に近い民家の脇道に出ることになります。 御岳神社本来の参道を通って少林寺まで戻ろうと思います。 途中には倒木もありましたが、参道は整備された道なので入口さえわかれば こちらの道の方か歩きやすいかも。 麓に近いところまで下って来ました。 このあたり、段々になった平らなスペースがあってとても気になります。 鳥居 参道入口に出て来ました。 この先は民家脇の道に出ます。 ここから参道へと向うのですが近くに駐車場はありません。 遠望 県道から見た御岳山です。 花園城より高いわりには、なだらかで険しい山ではないのでそれほどキツくはなかったです。 こんな山登りがおもしろいところは他にない。 おもしろいと言ったら神様に怒られそうですが。 五百羅漢を見ながら歩いていると疲れながらも坂を登る気力が湧いてきます。 普段城址が無ければ山に登るとういう趣味は無いし、車ならば山にも行くよと云う人なので 運動不足で山城は自分のペースでないと団体行動では迷惑かけてしまいます。 だから、オフ会などの参加は避けています。 きっとみんなで城跡談義しながら登ったら楽しいのでしょう。 が、すぐ息が上がってしまい、休み休み歩く私の歩みは遅い。 一日に何か所も山城を歩く人たちには足手まといになってしまいます。 なので、旦那に援護されながらゆっくり登るのが調度いいのです。 平成30年3月31日登城 今日は城の日! 続・百名城のスタンプラリーもスタートします。 夏場の山城は歩くのが困難になるので今年の夏は続・百名城のスタンプ集め中心になりそうです。 続日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ特別編集)公益財団法人 日本城郭協会学研プラス close

花園御岳山城(埼玉県)
サイト名 むぎの城さんぽ
タグ 百名城以外の城
投稿日時 2018-04-06 15:00:01

「花園御岳山城(埼玉県)」関連ページ一覧

新着記事一覧

<打込み接・布積み(関八州)> 江戸城、小田原城、佐貫城


シロスキーのお城紀行
「石・石塁・石垣シリーズ」は、昨日から、下記の分類表「①②-(4)打込み接・布積み」の石垣を導入しているお城を、再び日本の北から南にかけてご紹...
シロスキーのお城紀行
2022-09-26 01:00:04

中城城 日本100名城 沖縄 路線バスで行く世界遺産5城 5-4


hachiの日本100名城 続日本100名城 お得な切符で行く 鉄道・バスの旅
 ◆中城城 三の郭の石積 またかなり間が空いてしまいました。引き続き3月中旬に久々に沖縄、世界遺産5城を2泊3日で路線バスを利用して...
hachiの日本100名城 続日本100名城 お得な切符で行く 鉄道・バスの旅
2022-09-25 14:40:05

<打込接・布積み(奥羽・出羽)> 弘前城、盛岡城、仙台城、会津若松城


シロスキーのお城紀行
「石・石塁・石垣シリーズ」は、「①②-(3)打込み接・乱積み」を日本の北から南まで展開しているお城の写真をお届けしてきましたが、昨日で一応終了...
シロスキーのお城紀行
2022-09-25 02:00:03

讃岐小豆島 星ケ城  西峰と東峰から成る素晴らしい眺望の山城


久太郎の戦国城めぐり
讃岐小豆島 星ケ城 (香川県小豆郡小豆島町安田・星ケ城山) <県指定史跡> <ちょっと小豆島まで行ってきます・②>坂手港から安田館を訪問した後...
久太郎の戦国城めぐり
小豆島の城めぐり
2022-09-25 01:40:03

第439回:江馬氏下館(北飛騨における江馬氏の繁栄を示す城館跡)


こにるのお城訪問記
訪問日:2021年11月江馬氏下館(えまししもやかた)は岐阜県飛騨市にあった城館です。江馬氏城館跡の一つとして国史跡に指定されています。北飛騨の雄...
こにるのお城訪問記
岐阜県の城郭
2022-09-25 01:20:03
;