京都新城(京都府)の詳細

京都新城(京都府)
むぎの城さんぽ
ページの情報
記事タイトル 京都新城(京都府)
概要

【京都新城】きょうとしんじょう 【別名】太閤御所・太閤御屋敷・太閤上京屋敷・三本木屋敷 【構造】平城 【築城者】豊臣秀吉 【築城年代】1597年(慶長2年) 【指定史跡】― 【場所】京都市上京区京都御苑 地図 京都新城は、太閤豊臣秀吉が2代関白豊臣秀次の聚楽第を破却した後に…… more 、 皇室に仕える豊臣関白家の正式な邸宅として京都御所内に構えられた城郭風の邸宅です。 寺町御門 どの門から入ろうかとは考えていなかったので、とりあえず辿り着いた寺町御門から入城です。 築地塀 長い築地塀内が仙洞御所になります。 この築地塀の角にはなにやらカメラ?センサー?みたいなものが。 どうやら落書き防止のセンサーで壁に近寄るとブザーが鳴る仕掛けになっているそうです。 知らずに近付くと…歩き疲れて座り込まなくて良かった。ホッ 桜町 紀貫之の邸宅で、桜が多く植えられていた庭園があったという桜町の屋敷が このあたりにあったと考えられています。 仙洞御所 仙洞御所と大宮御所の地は、かつて聚楽第の後身として豊臣家の本邸である 京都新城が置かれていました。 豊臣秀吉没後は正室の高台院(北政所)が入り、居住していた場所でもあります。 菊の瓦 屋根の上には菊の瓦が載っています。 お城でよく見かけるのは桃が多いのですが天皇家とあって菊なのですね。 建春門 向唐破風の屋根を持つ四脚門が建春門です。 欄間や蟇股などの彫物が見事です。 会津藩等の天覧馬揃え(天覧の軍兵訓練)がこの門外で行われました。 平安宮内裏外郭の東正面に位置することから日之御門とも、 門のすぐ外に外記庁の建物があったことから「外記門」とも称されていました。 清水谷家の椋 このあたりが清水谷家の屋敷であったことから「清水谷家の椋」と呼ばれています。 樹齢は約300年で、著周藩士の来島又兵衛がこの木の付近で討ち死にしたと伝わります。 建礼門 京都御所の正門で天皇陛下のご通行のほか、外国元首などの国賓来訪のときに開かれます。 諸大夫の間 正式な用向きで参内した時の控えの所にあてられる建物で、襖の絵にちなんで 格の高い順に「虎の間」・「鶴の間」・「桜の間」と呼ばれる三室が東から並びます。 鶴の間 身分の上下で三つに分けられている控えの間で、真ん中の鶴の間は二番目の官位用として 使用されていました。 ちなみに、位の高い官位は虎の間、低い官位は桜の間になります。 新御車寄 1915年(大正4年)の大正天皇の即位礼に際して建てられたもので、 大正時代以降の天皇皇后両陛下の玄関です。 承明門 紫宸殿の南正面に位置する門で朱色(丹塗り)が鮮やかで目を引きます。 天皇行幸や上皇御即位後の出入りに使用される門です。 紫宸殿 即位式などの重要な儀式を執り行う最も格式の高い正殿で、入母屋桧皮葺の高床式宮殿建築です。 清涼殿 入母屋桧皮葺の寝殿造りの建物で、平安時代に天皇のご生活の場であったときの様式を 復元して建てられています。 小御所 寝殿造りと書院造りの両方の様式が混合した建物で、 諸種の儀式が行われ将軍・大名など武家との対面にも使用されました。 「蔀戸」が外側に跳ね上げて吊り金物で固定する形で半分上がっている様子が ふだん見ない光景だったので斬新に思えました。 御池庭 池を中心とした回遊式庭園です。 蹴鞠の庭 ここは、革製の毬を地面に落とすことなく蹴り続ける伝統的な球戯を行っていた場所です。 蹴鞠は勝敗を競うものではなく、いかに蹴りやすい毬を相手に渡すかという精神のもと 行なわれるもので、蹴鞠の催しを御学問所から天皇が御覧になったという記録があります。 御学問所 入母屋桧皮葺の書院造りの建物で、和歌の会など学芸に関する行事のほか 臣下との対面にも用いられました。 御常御殿 入母屋桧皮葺の書院造りで京都御所の中で最も大きな建物です。 天皇が日常のお住まいとして使用された御殿です。 御内庭 曲折した遣り水を流して、土橋や石橋を架けた趣向を凝らした庭で奥に茶室を構えています。 御常御殿剣璽の間 上段の間以下は奥における参賀など御対面の場として用いられました。 こちらも蔀戸が開いていました。 杉戸絵(牛に桜) 蛤御門 江戸時代末期、この辺りで長州藩と御所の護衛にあたっていた 会津・薩摩・桑名藩との間で激戦が行なわれた場所です。 江戸時代の大火で、それまで閉ざされていた門が、はじめて開けられたため 「焼けて口開く蛤」に例えて蛤門と呼ばれるようになりました。 鳩など鳥がとまれないようになっています。 この門で注目すべきは弾痕なのに、こんなところに目が入っていしまいました^^; とにかく広い! めちゃめちゃ歩き疲れました。 以前は春と秋の2回が一般公開だった京都御所は現在予約も無く無料で年中一般公開しています。 この日は思ったより空いていてゆっくり観て廻ることが出来ました。 しかし、時間を忘れて見学していたため二条城へ戻る時間が!! 歩く体力が残されていなかったので蛤門前でタクシーを拾い二条城へ。 この日は1万5千歩以上歩きました。(運動不足にはキツイ!) 平成30年2月18日登城 京都Walker 2018春 ウォーカームックKADOKAWAKADOKAWA close

京都新城(京都府)
サイト名 むぎの城さんぽ
タグ 百名城以外の城
投稿日時 2018-03-14 16:00:04

「京都新城(京都府)」関連ページ一覧

新着記事一覧

<打込み接・布積み(関八州)> 江戸城、小田原城、佐貫城


シロスキーのお城紀行
「石・石塁・石垣シリーズ」は、昨日から、下記の分類表「①②-(4)打込み接・布積み」の石垣を導入しているお城を、再び日本の北から南にかけてご紹...
シロスキーのお城紀行
2022-09-26 01:00:04

中城城 日本100名城 沖縄 路線バスで行く世界遺産5城 5-4


hachiの日本100名城 続日本100名城 お得な切符で行く 鉄道・バスの旅
 ◆中城城 三の郭の石積 またかなり間が空いてしまいました。引き続き3月中旬に久々に沖縄、世界遺産5城を2泊3日で路線バスを利用して...
hachiの日本100名城 続日本100名城 お得な切符で行く 鉄道・バスの旅
2022-09-25 14:40:05

<打込接・布積み(奥羽・出羽)> 弘前城、盛岡城、仙台城、会津若松城


シロスキーのお城紀行
「石・石塁・石垣シリーズ」は、「①②-(3)打込み接・乱積み」を日本の北から南まで展開しているお城の写真をお届けしてきましたが、昨日で一応終了...
シロスキーのお城紀行
2022-09-25 02:00:03

讃岐小豆島 星ケ城  西峰と東峰から成る素晴らしい眺望の山城


久太郎の戦国城めぐり
讃岐小豆島 星ケ城 (香川県小豆郡小豆島町安田・星ケ城山) <県指定史跡> <ちょっと小豆島まで行ってきます・②>坂手港から安田館を訪問した後...
久太郎の戦国城めぐり
小豆島の城めぐり
2022-09-25 01:40:03

第439回:江馬氏下館(北飛騨における江馬氏の繁栄を示す城館跡)


こにるのお城訪問記
訪問日:2021年11月江馬氏下館(えまししもやかた)は岐阜県飛騨市にあった城館です。江馬氏城館跡の一つとして国史跡に指定されています。北飛騨の雄...
こにるのお城訪問記
岐阜県の城郭
2022-09-25 01:20:03
;